北海道社会学会 Hokkaido Sociological Association

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会長挨拶


北海道社会学会会長就任にあたって
             梶井 祥子

 北海道社会学会は、2021年に設立70周年を迎えます。このたび、この伝統ある北海道社会学会の会長をお引き受けすることになりました。思いがけず巡ってきた重責ですが、今までご指導頂いた諸先生方から温かな励ましを頂き、ようやく覚悟が決まりました。2年間の任期となりますが、どうぞよろしくお願い致します。

 現在130余名を数える本会にとって、会員数の減少は数年来の大きな課題です。これから飛躍的に増えることは望めませんが、堅実な対策は練っていきたいと考えています。地方学会の存在意義に立ち返ってみれば、自分の専門以外の研究や方法論に幅広く触れることができること、全国学会の前哨戦として自身の研究を鍛えなおせる場になること、そして何よりも、同じ北海道の地で生きる研究者同士が親密に出会える貴重な機会を提供できることは重要です。

 アカデミックな伝統は残しつつも、知的な刺激と居心地の良い敷居の低さを共存できないか。「社会学する」という楽しさを、もっと広く共有するにはどういう仕掛けが必要か。若い世代の方々の知恵を期待しつつ、前進したいと思っております。

 本会の機関誌「現代社会学研究」は1988年に第1巻が創刊されて以来、欠かすことなく刊行し続けており、現在では32巻を数えるに至っています。社会学のアカデミズムが、この北海道に定着してきた証しにもなっています。

 本会での経験を通って、全国各地域の社会学会に所属する会員も多くなっています。北海道で一番さわやかな季節と言われている6月には本会大会を毎年開催しておりますが、そこには九州、四国、近畿、関東など全国各地から会員の皆さんが集まって下さいます。このような広がりを嬉しく、また頼もしく感じるところです。

 一緒に任期を過ごす新たな理事の皆様とともに、本学会のより一層の活性化に向けて力を尽くしていきたいと思います。会員の皆様には、学会大会の企画や運営に対するアイディア、機関誌への積極的なご投稿など、様々な場面で率直なご意見をどんどん頂ければ幸甚です。どうぞよろしくお願い申し上げます。